食べ出すとビールが止まらない!
毛沢東スペアリブとビールはエンドレスです。
![](https://www17.a8.net/0.gif?a8mat=3NJ3GR+C7ZDLM+462S+6CHB5)
毛沢東スペアリブってなに?
毛沢東スペアリブとは、毛沢東の出身地 中国湖南省の料理をアレンジしたものになります。中国湖南省は唐辛子を使った料理も多く辛いことで有名です。毛沢東は豚肉と唐辛子を使った料理を好んで食べたと言われていて、スペアリブに唐辛子の入ったスパイスをたっぷりとかけて頬張るとビールが止まらなくなりますよ。
毛沢東スペアリブと同時に作れるスペアリブの甘辛煮
我が家には 2歳と6歳の子供がいるのですが、毛沢東スペアリブは子供たちは辛くて食べれません。
ですので、子供たちが食べれるスペアリブ料理も同時に作る用にしています。
圧力鍋で煮る所までの行程は同じですが、毛沢東スペアリブは煮てやわらかくなったスペアリブに片栗粉を付けて揚げてから、スパイスをかけると完成。
スペアリブの甘辛煮は、圧力鍋で煮た後そのまま煮汁を煮詰めれば完成するので、手間もかからず大人も子供も満足できます。
毛沢東スペアリブとスペアリブの甘辛煮の材料
![毛沢東スペアリブの完成写真](https://yattemiyo1.com/wp-content/uploads/2022/09/134518C0-AD36-4024-931B-06117FD8B5AF-500x281.jpeg)
![スペアリブの甘辛煮の完成写真](https://yattemiyo1.com/wp-content/uploads/2022/09/A94125B5-ECB6-4F49-AA96-DE097F93777A-500x281.jpeg)
途中までの行程が同じなため、必要な材料は毛沢東スペアリブにだけ使う下のスパイスの材料があるかないかの違いだけです。
●共通材料
骨つきスペアリブ | 1200g | 2品分合わせての分量です。毛沢東スペアリブだけなら600gくらいでOK |
ネギの頭 | 1本分 | 白ネギの頭の緑の部分です |
にんにく | 5片ほど | チューブのニンニクなら5センチほど |
生姜 | 1かけ | チューブの生姜なら5センチほど |
ネギの頭、にんにく、生姜は臭み消し+旨味UPのお守り的な感じで入れているので、スペアリブの量を減らす時は大体で減らしてもらっても大丈夫です。
●共通調味料
砂糖 | 大さじ4 |
ハチミツ | 大さじ8 |
醤油 | 大さじ8 |
みりん | 大さじ4 |
日本酒 | 大さじ4 |
お酢 | 大さじ4 |
スペアリブの量が半分になるなら調味料は3/4にして下さい。
この調味料はスペアリブを煮る際に甘めの薄い下味を肉につけるために入れるので、煮上がった時点でも、やわらかくなったスペアリブをそのまま食べると少し薄味です。甘辛煮にはさらに煮詰めて使います。
毛沢東スペアリブにかけるスパイスの材料
●唐辛子スパイスの分量
唐辛子 | 25g | 韓国産、粗目の粉唐辛子を使用しました。辛さはお好みになりますが私はあまり辛くないもの使用しています。 辛いものを少量入れるより、辛くない甘口の唐辛子を大量に入れる方が美味しいです。 |
花椒 | 2g | 今回はホールの青山椒を使用しています。花椒との違いは後ほど書かせていただきます。 |
乾燥海老 | 5g | なくても出来ないことはないですが、コク、旨味が変わります。 |
クミン | 5g | ホールのものを使用しました。 |
にんにくパウダー | 3g | |
上白糖 | 5g | |
塩 | 5g | |
フライドオニオンチップ | 10g | スーパーさんなどで売っています |
五香粉 | お好みで入れてもOKです |
スパイスはスペアリブの他に唐揚げなどにかけても美味しいですよ。
![毛沢東スペアリブにかける唐辛子スパイスの材料写真](https://yattemiyo1.com/wp-content/uploads/2022/09/587DC219-15D8-4A2F-898E-400CC79648A7-500x281.jpeg)
早速作っていきます。(2品共通の部分)
①最初に骨つきのスペアリブをやわらかくなるように煮ていきます。
①最初に骨つきのスペアリブをやわらかくなるように煮ていきます。
まずは鍋に骨つきスペアリブと、肉が隠れるくらいのお水を入れて強火にかけます。
![スペアリブのアク取りをするところの写真](https://yattemiyo1.com/wp-content/uploads/2022/09/5C42C02C-BAC6-40AE-9D19-C95BBA8D53F9-500x375.jpeg)
②アクを取ります。
鍋のお水が沸くとお鍋に大量にアクが浮いてくるので、アクを取るために一度お湯を捨てて新しい水と交換します。
その際に肉に引っ付いたアクもサッと洗って落とすと、この後の汁のにごりも少なくなります。
![スペアリブのアクがたくさん出た写真](https://yattemiyo1.com/wp-content/uploads/2022/09/ADB30F18-13A4-4F8A-8DCC-09BC53E49851-500x281.jpeg)
③張り直した水に調味料を入れてやわらかくなるように煮ます。
お鍋に、きれいにしたスペアリブとつかる程度のお水、残りの材料のにんにく、ネギの頭、ショウガ、それと味付け用の調味料を入れて火にかけます。
やわらかくするために煮る時間は、我が家の圧力鍋の場合お肉用の高圧設定で7分です。
圧力鍋のかかる圧力などによって時間は変わると思うので、やわらかくしすぎるよりは少し歯応えが残って噛み切れる程度の硬さになるように、時間を調整して下さい。
![アクのないきれいなスペアリブの煮汁](https://yattemiyo1.com/wp-content/uploads/2022/09/9CC9C389-91E7-468E-9859-26382156B383-500x281.jpeg)
![](https://www16.a8.net/0.gif?a8mat=3NJ3GR+C7ZDLM+462S+6EER5)
④スペアリブがやわらかくなったら、一旦引き上げましょう。
![やわらかく煮えたスペアリブの写真](https://yattemiyo1.com/wp-content/uploads/2022/09/1E1FCFC7-F240-430C-BBC9-B7630F751719-500x281.jpeg)
②のアクを取る時に、お肉についたアクもきれいに取っておくと、圧力鍋で煮た後もあまりアクが出ず煮汁がきれいな仕上がりになります。
スペアリブがやわらかくなったら、一旦バットやボールに引き上げましょう。
ここまでが 2品共通の部分です。
![やわらかく煮えたスペアリブの写真](https://yattemiyo1.com/wp-content/uploads/2022/09/8FEC3368-5974-4B1F-901E-D4ABE73FA620-500x281.jpeg)
毛沢東スペアリブだけの部分
⑤スパイスの準備
スペアリブにかける唐辛子のスパイスをの作り方は、上の材料を全てフードプロセッサに入れて粉砕すれば出来上がりです。
オニオンチップは粗めがお好みの場合は他の材料を粉砕した後に混ぜてもOKです。
使用する唐辛子や花椒(今回は青山椒)によって辛さが違ったり、皆さんの求める辛さも違うと思うので、毎回同じお店で同じものを購入して、辛さなどを味見しながら何gと決めると味は一定になります。
唐辛子については、私は韓国食材のお店で辛味の少ないものを購入しています。
花椒(青山椒)については、花椒と青山椒は品種は同じものになります。花椒は熟して赤く色づいた実を乾燥させてたもので、青山椒は熟す前の青い状態で収穫しています。
味に関しては、花椒は香りと痺れるような辛味が強いのに対して、青山椒は花椒に比べると痺れるような辛味が少なめです。お好みでお選び下さい。
![スパイスを合わせたところの写真](https://yattemiyo1.com/wp-content/uploads/2022/09/F43F8636-69D9-4680-B7F4-0EA11C2E2060-500x281.jpeg)
![出来上がった毛沢東スペアリブの唐辛子スパイス](https://yattemiyo1.com/wp-content/uploads/2022/09/80CC8426-73AC-4362-AFD6-B335D1371E7F-500x281.jpeg)
⑥スペアリブを油で揚げます
バットなどに引き上げていたスペアリブに片栗粉をまぶしたら、油で揚げます。
目安として私は180度で1分ほど揚げていますが、一度に揚げるスペアリブの量と、油の量によって仕上がりが変わってきます。煮てやわらかくなったスペアリブの表面が、少ししまった感じになる程度をイメージしてください。
![スペアリブを油で揚げたところの写真](https://yattemiyo1.com/wp-content/uploads/2022/09/DEEB3E74-1E2F-4D8C-8E77-E264D8EE2F03-500x281.jpeg)
⑦お皿に盛り付け
揚げたスペアリブをお皿に盛り付け、⑤で作ったスパイスをたっぷりかけたら完成です!
![毛沢東スペアリブの完成写真](https://yattemiyo1.com/wp-content/uploads/2022/09/956807C8-21C7-4B3A-B5B9-EBF7D4B01088-500x281.jpeg)
![](https://www15.a8.net/0.gif?a8mat=3NJ3GR+C7ZDLM+462S+6FWRL)
スペアリブの甘辛煮だけの部分
⑧スペアリブを引き上げた煮汁をきれいにします。
スペアリブを引き上げた後の煮汁に残っているネギなど、ザルでこすほどではないですがキレイにしてください。この時、表面に浮いている油も取ってやると、脂の重い感じが少なく食べやすくなります。
この煮汁はそのままだと味が薄いため煮詰めます。
柔らか目のトロッとしたスペアリブがお好みの場合は、一緒にスペアリブも入れて煮詰めてください。
焦げないように注意してくださいね。
⑨お皿に盛り付け
味見をしながら煮詰めて煮汁の濃さがいい感じになってきたら、スペアリブを入れて温める程度に煮たら完成です。
![スペアリブの甘辛煮完成写真](https://yattemiyo1.com/wp-content/uploads/2022/09/E7EDEA34-83E4-412C-A62D-B71BB2271329-500x281.jpeg)
完成!毛沢東スペアリブとスペアリブの甘辛煮
途中までの工程が同じなのと甘辛煮は煮詰める間、焦げないように気にはしないといけませんが、基本放置なので、煮詰めている間に毛沢東スペアリブの肉を揚げたり唐辛子スパイスを作る作業を同時にする事が出来ます。
大人のビールのお供のメイン料理として毛沢東スペアリブ。
子供のご飯のお供のメイン料理としてスペアリブの甘辛煮。
家族みんなが美味しく食べることが出来るので、おすすめです!
スペアリブの甘辛煮が残ったらソーキそばに
スペアリブの甘辛煮が多めに残ったら我が家は翌日、沖縄のソーキそばにします。
ソーキとは豚の骨つきあばら肉の事で、カツオと昆布の出汁に甘辛煮の煮汁(豚骨スープ)を入れて作り、麺は中華麺で代用する事で、特別変わった材料も必要なく簡単に美味しく作る事が出来ます。
ぜひソーキそばも試してみてくださいね。
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