6歳の長男と2歳の次男が、ショベルカーランド京都で本物のショベルカーを運転して大興奮でした。
ショベルカーランドってなに?
ショベルカーランドとは京都市西京区の山の中にある、本物のショベルカーに乗って運転できる施設です。
と言っても大きな施設と言う訳ではなく、子供が大好きなおじいちゃんという感じのオーナーさんが1人で運営されています。
場所は車がないと行くのはなかなかしんどいような、坂道をどんどん登った先にあり、入り口の手前からは砂利道になっています。
本当にこの道であってるの?という感じの場所ですが、グーグル先生を信じて案内してもらえばちゃんと到着できます。
ショベルカーランド情報
住所 | 京都市西京区大枝沓掛町26-279 |
営業時間 | 10:00〜17:00 |
定休日 | 月曜日 |
料金 | ショベルカー体験コース(30分)2000円 |
電話 | 075-874-5206前日までの予約が必要です。 |
メール | shobelcar-land@m01.isp-wan.net |
アクセス | 国道9号線亀岡方面へ。「京都霊園」信号を左折して、すぐにさらに左折。 亀岡方面からは老ノ坂を下り京都霊園信号を右折、あとは山頂の西山団地まで約3キロ、一本道です。 山頂団地 最初の四つ角を左折したらつきあたりまで約300m。 名神高速 大山崎JCからは京都縦貫道 大原野ICでおりて国道9号に出ます。約15分。 亀岡方面からは沓掛出口で降りてください。 |
ショベルカーの運転体験はこんな感じでした。
ショベルカーランドに到着すると、停めてあるショベルカーを見て子供たちは
『もう車を降りていい?』
と、早くも興奮気味。工事現場で見るような大きなショベルカーではありませんが、子供にちょうど良さそうなかわいいサイズのショベルカーです。
すぐにオーナーさんが出てこられて挨拶もそこそこに、すぐにショベルカー講習?が始まりました。
今回は6歳の長男と、2歳の次男の2人でそれぞれ30分ずつ予約させていただきました。
まずは6歳の長男から、ヘルメットをかぶって自分でエンジンキーを回してエンジンをかけたら、ショベルカーの運転スタートです。
オーナーさんから、子どもでもわかりやすい言葉で優しく説明があり、ショベルカーのバケット(土をすくうところです)を上げたり下げたりするところから始まり、次はぐるっと旋回します。
その次は、前に行ったり後ろに行ったり動かして、広場を回って戻ってきます。
運転もそんなに難しいわけではなく、左右のクローラー(タイヤのかわりのベルト)が動くレバーを2つ同時に前に倒せば前進。手前に引けば後退。右だけ前に倒せば左に曲がり左だけ前に倒せば右に曲がるので、説明をちゃんと聞けば、6歳の子供でも運転が出来ます。
長男が乗った後は、次は2歳の次男の出番です。
流石に説明を受けてもよく分かっていないので、オーナーさんが横からサポートをして動かした後は、私が後ろに乗って運転をしてぐるっと走って回りました。
お兄ちゃんはずっとニコニコ顔でしたが、弟は少し緊張顔でした。
次は、もう少し大きなショベルカーに乗り換えて場内を走ります。
最初はオーナーさんに横から助けてもらっていた長男も、すぐに操作法を覚えて
『右に曲がってー! 次は左ー!』
の声に合わせて、自分で運転していました。
ショベルカーの操作に慣れたら、次はいよいよ土をすくってトラックの荷台に積み込みをします。オーナーさんに操作方法を教わりながらバケットで土をすくい取り荷台に載せていく。エンジンの振動を感じながら力強く動く本物のショベルカーを操作する姿は、笑顔を見せつつも真剣でした。
次は2歳の次男の番です。
お兄ちゃんがすくって積み込みをしている時から、僕もやるー!と早くやりたすぎて抑えるのが大変でした。
次男は流石に、指示を聞いて1人では出来ないので、私の足の間に座って子どもの手の上から操作レバーを握ります。それでも何度か動かしていると、自分で操作レバーを動かそうと力が入っているのがわかります。最後は私は手を離した状態で、次男が自分でバケットの中の土をトラックの荷台に載せていました。
子どもたち2人で積み込みをした土は、あっという間に荷台に山盛りになりました。
最後はトラックの荷台をボタンを押して持ち上げて、荷台の土を下ろしたら終了です。
一応ここまでで、予定の時間(少しオーバーしている感じでしたが)は終了だったのですが、土をきれいに戻す作業をオーナーさんが長男を前に座らせて、子どもの手の上から操作レバーを握る感じで運転して下さりました。
終わった後も入り口近くの砂の山で遊ばせてもらい、ねこ車(一輪の手押し車のことです)に土を載せて運んで、それをひっくり返しては楽しそうにしていました。
すると、最後のお片付け、と言う事でショベルカーのバケットではなく下についたブレードで土を押して戻す作業を長男にやらせて下さいました。
子ども達はとても楽しかったようで、帰りの車の中でも
『また行きたい!また行く!』と笑顔で言ってくれました。
ショベルカーランドに行って思うこと
旅行先での遊び や、週末の おでかけ 先をお探しなら日本最大級のレジャー総合情報サイト「asoview!(アソビュー)」にお任せ。ショベルカーランドに行ってみて思った事ですが、手作り感満載で人によっては大丈夫なの?と思われる方もおられるかもしれません。よくあるテーマパーク的な施設とは違うので、きれいさや施設内がしっかりと整備はされていなかったりと。
安全面に関しても、テーマパークのように安全マージンを取って、さらに取って、すごく配慮されたというわけでもありません。
私のもったイメージで言うと、知り合いの子供好きのおじさんのところに遊びに行って乗せてもらった。そんな感覚です。もちろん普通に事故が起きないように気遣いはされていますが、そう言った意味でのレベルが高い施設ではないと思います。
ですが私は、自分の子供がショベルカーが好きだから乗る機会を作ってあげたい、と思いショベルカーランドに行きました。テーマパークにいくのではなく、運転する事が出来る体験をさせてあげたいと考えていたので、結果はとても満足しています。
オーナーさんからも、商売と言うよりはショベルカーが好きな子供に乗らせてあげたい。と言う気持ちがすごく伝わってきました。行った方の色々な意見はあるとは思いますが、オーナーさんの気持ちで運営されているような小さな施設がなくならずに、いつまでも色々な体験ができる場所が残っていけばと私は思っております。
ちなみに、子供だけではなく大人の方が体験することも出来るみたいです。
ショベルカーランドに行くのに気をつけた方が良い事
●ショベルカーランドは前日までの予約が必要になります。
私たちが訪問している間も電話が何度も鳴っていましたが、体験中は電話はほったらかしになっていました。帰る頃に電話したけどつながらなかったので直接来たのですが…と男の子を連れたお父さんが来られましたが、また予約してから来てくださいね。と断られていたので、予約は必須です。
基本的に、子どもの学校がお休みの土日祝などの予約が多いとの事ですので、平日に電話をした方がつながりやすいかもしれません。
●ショベルカーランドは近くにコンビニや食べるところなどはないので、全て持参する必要があります。
コンビニまでおそらく車で15分以上はかかるのではないでしょうか。
●我が家ではこういった遊びをする際に、気にせず思いっきり遊べるように必ず着替えを持っていきます。ダメと言っても子供が触ってショベルカーの機械油がついたりする場合もあるので、汚れるつもりで行った方が良いかもしれません。
●ショベルカーに子供が乗っている時、親はすぐそばで見ていると思いますが、奥様は日傘程度はあったほうが良いかもしれません。うちの奥様は乗っている間、楽しそうな子供達の動画を撮りまくっていたので、日傘を使うタイミングもありませんでしたが…。
●お手洗いはありますが、臭いもするわけではありませんが潔癖症の方などはしんどいかもしれないので、行かれる前にどこかで済まされることをオススメいたします。
ショベルカーランドのまとめ
●ショベルカーランドは本物のエンジンのショベルカーに乗ることが出来るので、重機好きの子供が喜ぶことは間違いなし。
●そのためには必ず予約をしましょう。(一度メールで連絡したのですが、確認されていなかったようなので、電話がいいと思います)
●この道で大丈夫?と思っても、グーグルの案内に従えば辿り着けます。
●後はオーナーさんの指示に従って、ショベルカーを運転すればOK
●飲み物などは忘れずに持っていってください。
楽しい思い出が作れますよ!
ショベルカーランドのホームページはこちら
どうして、子どものやった事のない体験などをやらせてみたいと思うのか
子どもに対して、私がしてあげたい事の1つとして
「その子が常識と思っている事の幅を広げてあげる」それが大切だと考えています。
子どもから大人になるにしたがって、色々なことを知ることで自分が出来るとや思うことなどの常識の幅が広がっていきます。
たとえば
「●●が必要になったんだけどどうしよう?」と聞けば、
「買ってくる」
そう答える子ども(大人もですが)は多いと思います。
それは答えとして正しいとは思いますが、私はもの作りを通して物の作り方を見たり知る事で、「買ってくる」は選択肢の1つとして、その他に
自分で作ることはできるのか、どうすれば作れるのか。
などを、ほかに解決する方法を考えることの出来る子どもに成長してほしいと考えています。
いろいろな体験も、今までした事がないからこそ、物の見方を変えるきっかけになるのではないでしょうか。
先日、鳥取県に行った際に、パラグライダーで1人で空を飛ぶ体験を、6歳の子どもがさせていただきました。
飛行機に乗るのとは違い、目の前にあるのはロープと布の塊り。それを体に繋ぐと空を飛ぶ事ができる。子どもにとっては
「ありふれたものが、形ややり方次第で空を飛ぶ事ができた」
こういう体験が常識や発想の幅を広げてくれると、私は考えています。
それぞれの体験1つで変わることは少ないと思いますが、そういった経験を積み重ねることで、その子の持つ常識や発想の幅が広がっていくと思い、私は色々なことに挑戦させたいと思っています。
海外のショベルカーや重機に乗れる施設
海外にもショベルカーや重機に乗れる施設があります。
●イギリスの重機をテーマにしたテーマパーク
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