子供にスキーを教えるのは難しくない。
子供の理解できる言葉で教える事ができれば、大人よりも早く上達出来る。
リフト券も安く購入出来る『あそビュー』サイトはこちら。
楽しく快適だと、子供はもっとスキーをやりたい、もっと滑りに行きたいに。
我が家では子供が生まれる前から、冬は雪山に滑りに行っていました。
私はスノボも滑れますがスキーほどの技量がないのと、子供が転んでいるのを起こしに行ったりする時に、私もスキーを履いている方が板を外す事が少なくて楽なため子供の教えるのはスキーにしました。
子供が早く上達するには何が必要なのでしょうか?
子供が楽しいと思う事
楽しいと子供はもっともっととなります。楽しい事だと頑張ってくれます。
子供が快適な事
寒かったり暑かったり、靴や手袋、靴下が冷たく濡れていたりすると子供のモチベーションは続きません。最初は雪が降っている日に無理に行ったりせず、コンディションがいいを選んで行きましょう。
怖いと思わない事
楽しいと反対で怖いとやりたがりません。
怖い原因を取り除いてあげましょう。
上手く滑れたら、しっかりと笑顔で褒めてあげる事
子供は滑れるようになった事も嬉しいと思いますが、それ以上に滑れるようになった自分を褒めてくれる、お母さん、お父さんの笑顔が1番嬉しいのです。
早く上達するためにはこの4つが必要です。
ふみが実践した教え方、2歳 雪山デビュー(背中に背負われてるだけですが)
2歳の目標 まずは雪山が楽しいと思わせる事
我が家では毎年2月頃に総勢20人ほどの人数で岐阜県のスキー場にスキー(スノボ)に行っています。うちの上の男の子はちょうど2歳になった頃に、高鷲スノーパークで雪山デビューをしましたが、最初の年は滑らせてはおりません。
体力的な事なども考え板などははかせずに、しょいこに乗せて私が背中に背負い滑っていました。
2歳時の我が家の目標は、雪山が楽しいところだと思わせる事。それが出来ればOKと考えました。
しょいこで背負っていても、怖いと思わせないようスピードにも注意しながら、子供がアトラクション感覚でいれる様に気を使いながら山頂より2〜3本ほど滑りました。雪遊びも1〜2時間ほどしましたが、残りの時間はレストハウスのキッズコーナーで一緒に遊んでました。スキーとは直接関係ありませんが、スキーに行くというイベントが楽しいと思うように精一杯頑張りました。その結果、シュシュ(子供はスキーの事をそう呼んでした)また行きたい。楽しい〜と言ってくれました。
子供の道具選び ブーツと板は何がいいのか。
ちょうど3歳になった頃2回目のスキーへ行き、スキー板を履いてのデビューをしました。
子供用のブーツと板は何がいいと思いますか?
板に関しては、大人のものと同じエッジとビンディングのついた少し重い板と、プラスチック製の軽い板とに大きく分かれると思いますが、私は子供と一緒に滑るのを目標をしているため大人と同じエッジのついた板を選びました。ただ、重さは重くなるので、今から書かせて頂くまっすぐ滑って曲がらず止まらず、の所までなら軽いプラスチックの板でも良いと思います。
特に体力の少ない女の子など、子供は疲れてしまうと終了になってしまいますので、
大人と同じ、エッジのついた板とブーツを合わせた重量
or
プラスチック板と雪遊びができる靴を合わせた重量
どこまで練習するかと、子供さんの体力に合わせて選んでいただけば良いかと思います。
ブーツに関しては、うちの子は板に合わせてシングルバックルの子供用ブーツを用意しました。
ウエアやその他道具に関しては後ほど書かせていただきます
ふみが実践した教え方、3歳 いよいよスキー板を履いて滑ります。お父さん、体力の限り頑張ります!
3歳の目標、板を履いて滑ってさらにスキーが好きになる事。
さて2年目はどうしたかというと、ほとんど平らで滑っても大人が歩くほどの速度しか出ない斜面で初めて板を履いて練習しました。
練習するのは、出来ればゲレンデに到着して早い時間の方がいいと思います。子供の体力が1番残っていて、遊びたいやる気もあり、ゲレンデのコンディションもいいタイミングです。まず子供に板を履かせて、少し足踏みをさせたり手で押してあげて、板で滑る感覚を教えてあげました。
少し慣れてきたら、次は子供を担いで10メートルほど斜面の上まで登ります。
この時、子供に歩かせてはいけません。
担いで登るのはすごくしんどいです。子供に歩かせたらいいじゃないかと思ってしまいますが、慣れない雪の上を歩かせて子供の体力を削らないように担ぐ事を選択しました。私が担ぎ上げる時は、スキー板を履いていても出来る肩車で登ったので、登る時も子供は楽しんでいました。
上まで担ぎ上げたら、板が滑り出さないように板の前に私の足を置いて、斜面の下に向かって直滑降で立たせます。子供の体勢がととのったら足をどけて滑り出します。
この時滑っていく子供の横を歩いて、一緒に降りて来行きます。
大人も、少し怖いと思うくらいがスリルがあって楽しいですが、子供も同じだと思います。ですが、滑ってる時に「怖いよー!」など言う場合はスピードが早すぎるので、もう少しゆるい斜面に移るなど、滑る速度がゆっくりになるようにしてください。
こんなスピードで何を怖がって、と思うかも知れませんが、それは親の感覚であってその子の感覚ではありません。子供によっても、早くても大丈夫な子、ゆっくりでも怖がる子と様々です。必ずその子にあった怖がらずに楽しめるスピードでやりましょう。慣れてくれば少しずつスピードは上がりますし、怖がるのを無理やりやらせると、楽しくない記憶になりますので
『怖いからもうやらない。』
と言い出しかねません。
滑って降りてきたら、全身でキャッチして止めてあげてください。その後は
『上手に滑れたねー。すごいねー。』
と、笑顔で褒めてあげました。
うちの子は滑っている間、楽しそうにずっと大声で歌を歌ってました。なぜかグーチョキパーの歌でしたが…。
慣れてきたら、滑る距離を長くしたり、少しだけスピードの出る斜面に移動してあげます。これを繰り返したので、滑り台と同じように滑るのが、楽しい!楽しい!になっていました。滑った後は、キッズスペースや雪遊びをするなど、さらにスキーに行く事が楽しいと思ってくれるように一緒に遊びました。
3歳の目標、板を履いて滑ってさらにスキーが好きになる事。
目標をクリアする事が出来ました。
ふみが実践した教え方、4歳 まずは止まり方
4歳の目標は止まったり曲がったり、自分で制御出来る様にする事
近くのゲレンデ、六甲山スノーパークで練習
前回滑りに行ってから1年ほど経ちましたが、毎年恒例の高鷲スノーパークに行く前に、自宅から1番近い六甲山スノーパークに練習しに行きました。
高鷲スノーパークに行く前に、止まって曲がれるようになっておく事が目標です。
練習のための追加アイテムで、トライスキーとコーチベルトを用意しました。
トライスキーをつけると板の先端が広がらず、ボーゲンの形を維持しやすいので上達が早くなります。
今回の練習も、前回と同じ方法でゆるい斜面を滑らせて慣れるところからスタートです。
2本ほど滑ってから、いよいよ止まる練習を始めました。
六甲山スノーパークは板を外して手に持った状態でリフトに乗る事が出来たので、子供の板を外して私が手に持ち、リフトで上まで上がりました。
子供は初めて乗るリフトなので、一緒に乗るお父さんやお母さんがしっかり抱っこして乗せてあげてください。
上に着いて滑る所まで移動したら、子供に板を履かせてトライスキーをセットします。
止まり方ですが、トライスキーで板の先が広がらないようになっているため、両足を大きく横に広げるとボーゲンで止まる事ができます。ですが、この年の子供に説明をしても難しいので、うちの子の場合は恐竜が好きだったので大好きなティラノサウルスの真似をさせました。
『恐竜がきたー!』
と私が言ったら、
『がおー!!』
と言いながら、子供が両手両足を大の字に大きく広げてティラノサウルスの様な真似をするだけです。
そうするとトライスキーで前は固定されているので、自然と板の後ろが広がり止まる事が出来ます。
少しブレーキをかけたりする時は
『小さな恐竜!』
これで、手足を少し広げるので、少しブレーキがかかります。
やり方を教えたら次は滑ってやってみます。
斜面の下を向かせて、ボーゲンで止まってる体制にして準備したら、足の開き幅を少し閉じさせます。
この時、ちょこちょこと小さく足踏みをさせると自然と足の開き幅が小さくなります。
少し足の開き幅が小さくなると滑り出しますが、私の場合はバックボーゲンが出来るので、ボーゲンで止まってる子供の板の先端を最初は手で押さえながら滑り出して、1メートルほどで
『恐竜が来たー!』
『がおー!』
これで止まれました。
出来たらもちろん
『ちゃんと止まれたねー!』
としっかり笑顔で褒めてあげます。
ゴーグルやサングラスなどでお父さんやお母さんの表情がわかりにくいため、わかりやすいように少しオーバーリアクションで、いつもより大きな声でしっかり誉めてあげてくださいね。
止まる事が出来たので、そのまま繰り返しながら下まで降りて行きました。何回かやって怖がらずにしっかりブレーキが出来る様になったので、子供の板の先端を手で押さえるのはやめて子供の50センチ〜1メートル前を滑るようにしました。すごく近い距離ですが、子供からすると、常に親の顔が見えて、いざと言うときは止めれもらえるという安心感がある距離です。滑る距離も2〜3メートルに少し伸ばしました。
お父さんやお母さんがバックボーゲンができない場合は、ゲレンデの真ん中でするのはマナー違反になりますので、ゲレンデの端で板を履かずに靴の状態で板の前を押さえてやってあげれば良いのではないでしょうか。
1メートルほど滑って止まれるようになったなら、コーチベルトをつけて後ろからブレーキをかけれるようにしておいて、練習すれば良いかと思います。
トライスキーを販売している株式会社エバニューのホームページはこちら
ふみが実践した教え方、4歳 次は曲がり方
止まる事が出来れば次は曲がる練習です。
止まれるようになり、私のバックボーゲンの2メートルほど後ろを滑ってくる感じなので、次に教えたのは足元をあまり見ずに、視線をしっかり上げる事を教えました。
その方法は
『パパの顔をしっかりみながら滑って』
これで目線を上げる事が出来ます。目線が上がったら、後は
『パパの顔をしっかり見ながら着いてきてね。』
私がバックボーゲン、子供が2メートルほど後ろに続いて滑り出したら、私はゆっくりと1メートルほど横にずれてみます。すると、子供は私の顔をしっかり見ているので、自然と曲がる方向に目線がいくので曲がって着いてきます。
この時、スピードが速くなって追いついてくるなら
『小さな恐竜!』
これでスピードを落として、離れていくならこちらが少しスピードを落とします。
距離を保ったままやりますが離れすぎない事。着いて来れなくなるので、曲がるためにずれる幅も最初は1メートルほどにして、慣れてくれば少しずつずれる幅を広くして大きく曲がれるようにしました。
繰り返す事で、自然と曲がるための体重移動を覚えてくれるので、左右に曲がりながら着いて来れるようになりました。
この後は、横をを滑りながら
『右に曲がって〜左に曲がって〜恐竜が来たー!』
と指示をすると、曲がって止まってを出来るようになりました。
自分で曲がって止まれるようなったので。高鷲スノーパークの山頂から一緒に滑って降りてきました。
六甲山スノーパークで、止まって曲がってを自分でコントロール出来るようになったので、
翌週に行った高鷲スノーパークでは、山頂から一緒に滑って降りてくることにしました。
子供に滑る以外の体力を使わせないように出来るだけ歩かせたりせず、ゴンドラで山頂へ向かいます。
山頂からは、子供のすぐ後ろを付いていく感じで滑って行きましたが、声の指示でしっかりと曲がったりブレーキかけたりとコントロール出来るようになっていたので、うちの子にはコーチベルトの出番はありませんでした。
山頂から滑れるようになるまでにかかった時間
板を履かせたところからで言うと
3歳時 まっすぐ滑るだけの練習
2時間ほど(1回1時間ほどを2回、私の体力が持ちませんでした)
4歳時 六甲山スノーパーク 1回目 止まって曲がる練習
3時間ほど(1.5時間ほど練習して、昼食とお昼寝を挟んで1.5時間)
六甲山スノーパーク 2回目 止まって曲がる練習
3時間ほど(1.5時間ほど練習して、昼食とお昼寝を挟んで1.5時間)
合計8時間ほどかかりました。
うちの子の体力を考え、あまり詰め込まずに楽しく出来る範囲で練習をしましたので、うまく準備と組み立てをすれば、1日でもかなり滑れるようになると思います。
子供にスキーを教えるのは難しくはなく、子供の理解できる言葉や方法で練習すれば、大人よりも速くうまくなる事が出来ます。
また行きたい!
スキー楽しいから!
と言ってもらえるよう、しっかり準備してくださいね。
行ってみてわかった、持って行った方がいい持ち物
我が家ではこれを用意しています
スキーウエア
うちの子は、上下つなぎの手と足の長さを紐で調整できるウエアを購入しました。
長さを調整できるので、長い間着ることが出来ます。
手袋
まだストックを持ったりもしないので、ミトンタイプの手袋にしました。
5本指の手袋だと、1箇所に指が2本入ってしまったりと、はめるときに結構大変です。
親が手間をかけてはめた手袋を、子供は何も考えずに一瞬で引っ張って脱いでしまって、またはめさせてと…ゾッとします。
子供はすぐに雪を触って濡れてしまったりするので、予備もあった方がいいと思います。
靴下
少し厚めの、膝下くらいの靴下を用意しました。
靴下も予備があった方がいいです。
レストランで靴を脱いだ時に、そのまま椅子から降りて雪で濡れているところを靴下で踏んで、と言うのがよくあります。
ウエアの下には何を着る?
うちの子は暑がりなのですが、上は長袖Tシャツのと薄いトレーナーです。
下はタイツを履いた上にウエアを着ています。
気温によって調整できるように、私の背負っている鞄に上から羽織れる服などを入れていました。
鞄には他に、子供の飲み物、お菓子、予備の手袋、タオル、などなどが入っています。
持ち物ではありませんが準備と言う事で、準備体操もしっかりとしてくださいね。
特にお父さんお母さんですが、足が吊りますのでご注意を。
あってよかった番外編
うちの子はいつも標準装備
うちの子の4歳の誕生日の時に、無線機をプレゼントしました。
超小型の免許不要の無線機なのですが、スキーの時も子供の胸ポケットに入れさせていました。山頂から滑って降りる時にすぐ後ろからついて滑っていたのですが、声を張り上げなくても子供の胸ポケットから私の声が聞こえるので、ずっと声をかけ続けながら滑る事が出来ました。
親御さんが後ろから付いて滑っていく時に転んでしまって、子供が気づかずにそのまま行ってしまって…と言う時に、すぐに「止まって」と伝える事が出来るので、あると良いかもしれません。うちの子は普段からその無線機で遊んでいて使い方をマスターしているので、あまり遠くまでは電波が飛びませんが、迷子の予防?にもなっています。
子供と一緒に山頂から滑ってきた高鷲スノーパークスキー場
高鷲スノーパークは、山頂までゴンドラ1本で上がる事の出来る珍しいスキー場です。
そのため、子供と一緒に板を履かずに山頂まで上がれ、山頂からベースまでの長い初心者コースを滑って降りてくる事が出来ます。
センターハウスの2階には広いキッズスペースもあるので、私は子供を連れて行くのに行きやすいスキー場だと思っております。
リフト券も安く購入することが出来る『あそビューサイトはこちら』
コメント