3000坪の山林を、キャンプや子供が遊んだり出来るように開拓中!
今回は生えている竹を使ってお米を炊いてカレーを作ってみました。
お米を炊くためとカレーを作るための竹の準備
今回はお米を炊くのもカレーを作るのも、切り倒した竹を使って行いました。
まずは、お米を炊く竹を用意
お米を炊く竹は、節と節の間を横にノコギリで切り込みを入れてから、ナタや斧を使って縦に割る感じでお米を入れる窓を作ります。
窓を作った後は、ノコギリを使った時の竹の粉が入ってしまっている事もあるので、お水で中を洗います。
中に虫がいる場合もあるのでよく確認してくださいね。通常の竹は虫などが出入りする入り口がないので中は綺麗ですが、中に虫がいた場合はどこかに虫の入った穴があります。穴があるとそこから水も漏れるのでその竹は使えません。
中を確認したら、ボールなどで洗ったお米と水を窓から入れていきます。
お米1合に対しての水の量はお米の容量の1.1~1.2倍になります。1合は180mlのため水の量は198〜216ml位になります。
お米とお水をいれて30分ほど給水させた方がおいしく炊き上がるので、しばらく放置してあげてください。
今回は太さ12センチほど、節と節の間が30センチほどの竹を使いましたが、2合のお米を入れて炊くと竹の中が炊き上がったご飯でパンパンになってました。
次はカレーを煮るための用意
今回は大人用の辛いカレーと、子供用の甘いカレーの2種類を作ることにしました。
簡単に作るために、あらかじめ鍋で野菜とお肉に火を通したものを用意し、カレー用の竹に移して温めたら、固形のルーを入れてとろみをつけたらカレーは完成です。
カレーを煮る竹は「ししおどし」のように斜めにカットするだけにしました。
お米を炊く竹のように窓を作ったりしてもいいのですが、ご飯にかける際、カレーの竹をそのまま傾けるだけで移すことが出来るので楽ちんです。
普段のお家で食べるカレーと同じような大きさで野菜をカットすると、柔らかく煮えるまで時間がかかるので野菜は薄くカット、お肉もスライスしたものを用意する方が良いと思います。
キャンプで作るなら、お家であらかじめ野菜を煮て柔らかくしたものを袋などに入れて用意しておくのも良いかもしれません。
お米とカレーの竹が準備が出来たら、火にかけて煮ていきましょう。
お米入れた竹は、直接火にかけます。
竹が燃えてしまわないかな?と、アルミホイルを敷いたのですが、アルミホイルがあると火力が全然足りませんでした。青竹は中に水が入った状態でガンガン焚いても意外と大丈夫です。
この時、竹が丸いので転がってしまうと、窓のところから水が溢れてしまうので、転がらないようにしてくださいね。
食べるための器も竹で準備
お米が炊けるまでの間に、カレーを食べるための器を作ります。
太めの竹を2つ割にしてそげが刺さらないようにするだけで完成です。
お米は窓から湯気が出なくなったら炊き上がりです。
しばらく蒸らしてあげましょう。
お米が炊けたかわからない時は、そっと竹を傾けて窓から水が出てこないかで確認出来ます。
逆にお米が炊けた後も火にかけたままにしていると、竹の中の水分がなくなってすぐに焦げてしまうので気をつけてください。
カレーは斜めに立てかけるようにして、温めました。
カレーも完成したので、蒸らしていたお米の入った竹を割っていきます。
ナタや斧を使って縦に割るのですが、ナタや斧を振り上げて割ろうとするより、割りたいところにナタや斧を当ててハンマーで叩いて割っていく方が、せっかく炊いたご飯をこぼしてしまう事故が少なくて良いかと思います。
作った竹のお皿にご飯とカレーを盛り付けたら完成です!
切り倒した竹でカレーを作ってみて(まとめ)
良かったところ
子供と一緒に楽しく準備すれば、竹でお米を炊くのは簡単
竹で炊いたご飯は、ほんのり竹の香り
失敗したところ
炊き上がったお米の入った竹を割る時、5歳の子供にやらせたのですが、力が足らず悪戦苦闘してました。それも経験だとは思いますが…。
竹が丸いので、お米を炊くときやお皿に使った竹も転がらない工夫が必要でした。
カレールーを作っていた竹に蓋をしていなかったので、少し灰が入ってしまったので、アルミホイルをかぶせておけばよかったです。
切ったばっかりの青竹は、思ったより火に強く、お米を炊いたりするのも簡単でした。
味噌を入れたりして、蒸し料理をするのも簡単で良いかもしれません。
竹を使って料理をするのは簡単ですが、ノコギリで切ったりナタや斧で割る際に、竹のそげが刺さらないように注意してください。
特に子供はなんでも触るので、注意が必要ですよ。
子供と一緒に和歌山の古座川で、レンタルカヌーを使って川下りをしてきました。
その時の様子などはこちらから。
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