先日、妻と6歳の長男の事で話しをする時間がありました。その中で子供が何事ももう少し要領よく出来るようにするにはどうしたらいいか?という話しになりました。
長男は要領がすごく悪いというわけではありませんが、今は習い事も多く忙しいため、成長するための限られた時間と考えると、効率がよくなればその効果はすごく大きくなると思うので、その原因と改善する方法を考えてみました。
ちなみに6歳になる小学一年生の長男は、小学校が終わった後に週に4回3時間ずつの体操と、週1回づつのプールと英語、日々小学校の宿題や課題もあり、土日は家族でキャンプや外出するので、家でテレビを見る時間もあまりありません。
要領よく出来ないのはなぜなのか。うちの子の出来ない原因。
情報の整理が出来ていない。
今やらないといけない事の中で優先順位がつけれていない。
途中でダラダラしてしまう。
うちの子の場合は、この3つが大きな原因ではないかと考えました。
出来ない原因と我が家で実践してみる解決方法。
情報の整理が出来ていない。
これは、何をやらないといけなくて、何は今しなくて良いのか整理、認識出来ていないのではないでしょうか?やらないといけない物事(やりたい事も含めて)が全て同列、同じレベルに見えてしまっていて認識が出来ていないようにも感じます。
解決の方法として、小学校から帰ってきたらやらないといけないことを思い出し、言葉に出して本人にも認識させた上で親が書き取り(書くのが早く上手に出来るようになり、習慣化できれば本人がすればいいと思います)どのような事柄があるかを共有する。
うちの子は1つの事を考えると、他の事を忘れてしまうこともよくあるので、頭の中で整理出来るようになるまでは、紙に書いて目で見れるようにします。
今、やらないといけない事の中で優先順位がつけれていない。
これは情報の整理をした上で、一緒に優先順位を相談し本人が考えて優先順位をつける練習をし、習慣になれば良いかと思います。
途中でダラダラしてしまう。
これは、先が見える事で少しマシになるのではないかと考えます。
○○時でお勉強は終わりにしよう。
ここまでのページが終わったら終わりだから、そこまでは頑張ろう。
といった感じで少しは効果が出るのではと考えます。
私は、子供に何かをやらせるために、マイナス方法で伝えるのはよくないと思っています。
『ちゃんとやらなかったら○○はなし』と言いがちになりますが、子供の立場で考えると出来ないから親が教えたり学校などで学んでいるのに、態度に問題がある場合は別として、出来ないと罰があるのは違うのでは?と私は考えます。それに『やらなかったらなくなってしまう。○○が出来ない。』と言うプレッシャーであせってしまって余計に出来なかったり、何よりやる気やテンションも下がるのではないでしょうか。
ですが、『これが終わったら○○をしよう』だと、少なくともやる気は下がりません。
人の感情は、マイナスな事を言われ続けるとどんどんと嫌やキライになります。
何かをやっている時に 違う!違う!と否定され続けると、腹が立ったりやる気を失くしてしまったり、嫌になりませんか?
反対に、プラスの事を言われ続けるとやる気がアップしたり好きになっていくと思います。たとえ、おだてる事を言っているな。とわかっていても嫌な気にはならず、大好きな相手(お父さんやお母さん)に言われると、その効果も大きいですし、同じような内容の事を言っても口調や言い方、表情などで受け取る側の感情も大きく変わると思うので、親が言いたい言葉ではなく受け取る側の子供にとって1番効果のある言葉をかけるべきです。
次の段階は1人で計画的に料理をやらせてみる。
自分で情報を整理し、優先順位をつける事がある程度自分で出来るようになれば、次の段階として時間も考えてスケジュールを立てる練習が必要になると思います。
例えば今は15時で、習い事の時間が17時から、遅れないよう行くには16時45分に家を出ないといけないので、それまで1時間45分あるからその間に何からやれば効率が良いのか。という計画です。
これはスケジュールだけではなく、物事を整理して要素や条件を考えて計画を立てる練習になると思います。
このための方法として、普段からお手伝いをしてくれている、ご飯作りのお手伝い内容を1段引き上げる事でトレーニング出来るかと考えました。
トレーニング方法として料理をする狙い。
今の料理のお手伝い方法。
今の料理のお手伝い方法
今は『野菜を1センチ幅で切って』や、自分で考えさせるために『この野菜を食べやすい大きさに切って』などの作業指示をしてそれに従ってやると言う感じです。
全体のプランニングはしていません。
次の段階としてやってみるトレーニング方法。
新しくやってみる練習方法
次の段階として、1人で失敗の少ないカレーを作らせようと考えています。
休みの日の半日がかりにはなると思いますが
『ただカレーが作れてよかったね、作ってくれたカレーは美味しいね』
ではなく目的は
①計画をてる事が出来るようになるための練習
②そのための問題点の洗い出し。
③時間的な計画も織り込んで考えるようにする(カレーが出来ても、お米が炊けていないと食べれない)
ですので、まずはやらないといけない事の抽出から始めていき、理由も含めて何をどの手順でするのか一緒に計画を立ててやってみる事にします。
野菜が硬いカレーが出来ても、シャバシャバなカレーが出来ても、いいと思います。
完璧?なカレーを作るのが目的ではなく、カレーはあくまでも練習方法として実施のハードルの低い方法として選んだので、失敗してもいいと思いますので、横に付いて見守りますが質問されたらその答えではなく自分で判断するための材料だけを答えるようにして、危険でないなら手を出さずに見守ろうと思っています。
このようなことをしても、効果はあるの?と思うかもしれませんが、1度や2度やっても効果は少ないと思いますが、日々の積み重ねを行うことで必ず効果は出ると私は思っています。
日々の繰り返しで、その作業に必要な脳が鍛えれればうまく出来るようになると思いますので、私は繰り返してやります。
やってみてどうだったか、効果はあったのか?は、また追記で書かせていただきます。
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