期間限定でクジラと一緒に泳げる、くじら浜海水浴場に子供と一緒に行ってきました。
令和5年は7月21日(金)から8月16日(水)まで。
本当にくじらと一緒に泳げるの?危なくない?何を持っていけばいいんだろ?などの疑問にお答えします。
まずは、うちの子が一緒にくじらと泳いでいるところをご覧ください。
目の前のこんなに近い距離で一緒に泳ぐ事が出来るんですよ。
くじら浜海水浴場とは
和歌山県太地町にある海水浴場で、日本で唯一クジラと一緒に泳ぐことが出来る海水浴場と言われています。
令和4年は7月22日(金)〜8月16日(火)の間、海水浴場内の特設イケス内で2頭のハナゴンドウクジラ(一般的なイルカのようなイメージです)が公開展示されていて、午前11時と午後1時の1日2回、イケスから解放されて海水浴場内を泳ぎます。
2008年から始まり、今年で14回目との事。
イルカやクジラなどを見ることが出来る水族館やイルカショーなどとは違って、陸上から水面を飛び跳ねる姿を見るのとは違った、足元を泳ぐ姿を自分も海に入って浮かびながら見る事の出来る、貴重な体験の出来る海水浴場です。
くじら浜海水浴場 ホームページ
ハナゴンドウクジラとは
ハナゴンドウクジラは、一般的にイメージされるイルカの姿を想像していただくのが良いかもしれません。
大人になると体長3メートルから4メートル、重さも300キロから最大500キロくらいまで成長し、主食としてイカを食べるそうです。
濃い灰色の体には無数の傷があるように見えますが、同じハナゴンドウ同士でじゃれあったり、時には喧嘩をしたりして傷がつき、その跡が残りやすい体をしているそうです。
くじら浜海水浴場を眺めてみると
僕らは8月の土曜日にお邪魔させていただきました。
遊泳スタート時間の丁度9時頃、くじら浜海水浴場に車で到着しました。
海水浴場から道路を挟んで向かい側に、無料の駐車場(50台ほど)があります。僕らが到着したタイミングではまだ半分も埋まってなかった感じで、午後には日陰になりそうな場所(帰る時に車内の暑さがマシな場所)に車を停めることが出来ました。
11時半頃に一度荷物を取りに車に戻ったのですが、その時には海水浴場向かいの駐車場には停めることが出来ず、場内をぐるっと回って停めれなかった車が徒歩5分ほどの距離にあるクジラの博物館の駐車場に向かう姿を何台か見ました。
準備をして海水浴場に向かいましたが、朝の9時過ぎだとまだそれほど人も多くもなかったので、長い時間日陰になる、快適な場所を確保する事が出来ました。
テントを張ってから体も少し動かし泳ぐ準備が出来たので、海水浴場の真ん中にあるクジラの居るイケスに向かいます。泳いで50メートルほどでしょうか。うちの子供(小学1年生)はライジャケとシュノーケルを着けて、私はシュノーケルと足ひれを着けて泳ぎました。
湾になっているためか、海底には少し堆積物があるような感じで、視界も10メートル程度と水がすごく綺麗な感じはしませんでした。
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クジラのイケスまで辿り着きましたが、以前はイケスのヘリに登ることが出来たようですが、今はコロナのために登るのが禁止になっていました。
イケスのヘリに登ることが出来なかったため、イケスの周りを泳いでいてもハナゴンドウクジラはほとんど見えませんでした。
一度テントに戻って、11時にハナゴンドウクジラがイケスから解放されるのをのんびりと待ちました。
10時50分ごろに海に入りイケスの近くに向かうと、11時丁度くらいにイケスの上の拡声器を持ったスタッフの方から、
『ハナゴンドウクジラを追いかけたりしないように、静かに見守ってあげてください。』
などの案内があった後、クジラと一緒に泳げる15分間がスタートしました。
行ってみて、うちの子供は大満足でした。
スタッフの方がカヌーに乗って移動をし、ハナゴンドウクジラはその近くをゆっくり泳いでついて行く感じなのですが、たまたま僕らが泳いでいた場所がよかったのかもしれませんが、近くを何度も泳いでくれて、本当に手の届きそうな、手で触れれそうな距離を泳いでいくので子供も大満足で喜んでくれました。
イルカショーなどの陸の上から見た泳ぐ姿ではなく、同じ海の中に居て実際にすぐ目の前を泳ぐ姿を観れるというのは、すごく貴重な体験だと思います。
くじら浜海水浴場の設備
くじら浜はそれほど大きな海水浴場ではありませんが、訪問した時は更衣室と屋内のシャワーはコロナウイルスの拡大防止のため閉鎖されていました。屋外に取り付けられたシャワーは使えるので、海水浴の後にシャワーを浴びることは可能です。
令和5年も更衣室と屋内シャワーは使えませんが、屋外シャワーの使用は可能です。
綺麗なトイレもありますが、自動販売機や海の家のようなものは何もないので、飲み物や食べ物などは全て持ち込む必要があります。バーベキューは禁止になっていますのでご注意ください。
くじら浜海水浴場に持って行った方が良いもの
飲み物や食べ物は全て持参する必要があると書かせていただきましたが、他にもこういう物があった方がより楽しめると思います。
日陰のテント
飲み物を入れたクーラーボックスを日陰において置くためにもですが、ビーチにいる際に日向にいるだけで体力を奪われて疲れてしまったり、日焼けをしてしまうことになります。少し広めの日陰を作れる装備があった方が快適に過ごせますよ。
ライフジャケット
浮き輪でもいいのですが、我が家はライフジャケットを愛用しています。浮き輪と違ってきっちりと着用していたら、スポッと下に抜けてしまう事や、破れて浮力がなくなってしまう事もなく安全性も高いです。
先日、別の海水浴場に行った際、私と子供の乗った2人乗りのゴムボートがいきなり破れました。乗っていた子供はいつものようにライフジャケットを着ていたので、ぺちゃんこになっていき水が入ってきたゴムボートから やぶれたー!と喜びながら飛び込んでおりましたが、ライジャケを着ていなかったら大変だったと思います。
防水のカメラ
このブログには載せていませんが、ハンゴンドウクジラが子供の前を泳いだ時に子供と一緒に映ったいい動画が撮れました。
2リットル程度のお水
泳いで戻ってきた後やお弁当を食べる時、子供が砂で遊んだりした後にさっと手を洗えるように、空のペットボトルなどにお水を入れて持っていくと便利です。
ビーチでテントを張るなら、土嚢袋
土嚢袋ってなんで?と思われるかもしれませんが、砂浜などでテントを立てる際に私は土嚢袋を使っています。
その理由は、テントに付いてる細いペグだとビーチの砂や石浜などだと役に立ちません。風が吹くと、すぐに抜けてしまいます。幅の広い柔らかい砂地などでも使えるペグもありますが…重いです。ただでさえ、お父さんはクーラーボックスにテント、浮き輪だライフジャケットだと荷物が多いので、重いペグとハンマーは家でお留守番をしてもらって、かわりに百均で買ってきたA4サイズくらいの布袋を持って行っています。布袋なので運ぶ時の重さは軽いし省スペース。現地で砂や石を入れて重くすればペグの代わりになり、土嚢の砂入れ競争をすれば子供も準備を手伝ってくれます。帰りも中の砂を捨てれば終わりなので簡単です。
力のかかる部分などはそれなりに枚数はいるので、うちでは10枚ほど持って行っています。簡単に広がるビーチテント程度ならテントの中に荷物を置いて重さで動かなくすることも出来ますが、イージーアップテントなどでは土嚢が便利ですよ。
ビーチで敷くシート
くじら浜海水浴場は砂浜ではなく石浜のビーチになっています。
座る程度ならいいのですが、寝転んでお昼寝となると背中が痛かったので凹凸を和らげるマットなどがあった方が気持ち良く寝れますよ。
くじら浜海水浴場に行ってみて
今回、初めてくじら浜海水浴場に遊びに行かせていただきましたが、驚くことに全て無料で楽しむ事が出来ました。
海水浴場の向かいの駐車場も無料。ビーチに入る際の入場料もかかりませんし、ハナゴンドウクジラと一緒に泳ぐイベントに参加するのも無料です。
なので、近くの道の駅でお土産は買いましたが、太地町にはあまりお金を落とす事ができず、少し申し訳ないなと思ってしましました。
各地でイルカにつかまって泳いだり出来るところもありますが、お子さんが2人3人となるとそれなりに費用はかかってしまいます。まずは海水浴としてクジラと一緒に泳ぐ、と言う選択肢もありなのではないでしょうか。
かかった費用 0円でした。
くじら浜海水浴場でクジラと一緒に泳ぐのにかかった費用は全て無料だったため、0円でした。
もちろん、現地までの交通費やお昼ご飯、飲み物代は別途でかかっています。
翌日は古座川をカヌーで川下り。
翌日は太地町からすぐ近くの、古座川でカヌーの川下りをして来ました。
6歳の子供も一緒にカヌーを楽しみ、飛び込み岩から勇気を出して飛び込み川遊びを満喫して来ました。
くじら浜海水浴場でくじらと泳いだ後は、那智勝浦の町に宿泊しました。
那智勝浦は生まぐろの水揚げ日本一の町で、生まぐろの無人販売所もたくさんある珍しい町す。訪問したグルメスポットや、たくさんの生まぐろが並ぶ競市場の様子もご紹介します。
子供と一緒に行けばいい思い出になると思いますよ。
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