おばあちゃん直伝!干し柿作り。まじってしまっていた渋柿を使って、久しぶりにおばあちゃんの干し柿を作ることにしました。

干し柿作りのイメージ写真日々の暮らし

先日、岡山で開拓している山に行った帰りに、なっている柿がいい頃合いになっていたので収穫して帰ることにしました。

日没が迫る薄暗い中で収穫したので、帰ってから渋柿がまじっていることに気がつきました。

それじゃあと、久しぶりにおばあちゃんの干し柿を作ることにしました。

おばあちゃん直伝の干し柿の作り方、お教えします。

注)収穫したのは家族所有の土地の柿の木からです。10本余りある柿の木から複数人で採りやすいところだけをサッと採ったために、1本だけある渋柿の木の実が混じっておりました。

まじっていた渋柿たちの写真
まじっていた渋柿たち

干し柿ってどうやって作るの?

干し柿の作り方は、基本的には皮を剥いた柿を吊るして干すだけ。

あとは渋が抜けて美味しくなるまで、柿を時々モミモミしてやるだけと簡単です。

干し柿の作り方をご紹介

これが採ってきた渋柿です。ペちゃっとした形ではなく、砲弾のような形をしています。

収穫した時にまじっていた渋柿と普通の柿の写真
収穫した時にまじっていた渋柿と甘い普通の柿

今回はまじっていた柿が渋柿で、干し柿にすると言う意識がなかったため、紐を引っ掛けやすい枝がついていない状態でした。

採ってきた渋柿のヘタの写真。干し柿にするつもりはなかったため、紐に引っ掛けやすい枝がない写真
採ってきた渋柿のヘタの写真。干し柿にするつもりはなかったため、紐に引っ掛けやすい枝がありません。

干し柿を作っていきます。まずはヘタ周りを取るところから。

まず最初にヘタの周りの葉っぱを綺麗に落とします。

渋柿のヘタの周りをぐるっと落としたところの写真
渋柿のヘタの周りをぐるっと落としたところ

次は皮をむきます

ヘタの周りの葉っぱが取れたら、次は皮をぐるぐるっと剥いていきます。

この後柿を干した時に、カビが生えたりしないように、手や柿を入れる入れ物などをしっかり洗って置いてください。柿の汁には渋が含まれているので、手などについたまま乾いてしまうとカピカピになってしまうので気をつけてくださいね。

渋柿の皮をぐるぐるっと剥いたところの写真
渋柿の皮をぐるぐるっと剥いたところ

紐にブラ下げていきます

今回の柿は、引っ掛けるところの枝を落としてしまっているため、そのままでは吊ることが出来ません。そのため今回は、家にあったクリップに紐をくくりつけてクリップで挟んで止めることにしました。

用意した、通常よりも挟む力の強いクリップと紐の写真
用意した紐とクリップ。挟む力が結構強いクリップです。

この紐とクリップを使い、柿のヘタを挟んでいきます。

ヘタをクリップに挟まれた柿の写真
ヘタをクリップに挟まれた柿

吊るす前に消毒します

ヘタをクリップで挟めたら(通常だと紐で吊るせたらですが)干す前に熱湯消毒をします。

ぐつぐつと沸いているお湯で5秒から10秒ほど。

サッと熱湯の中をくぐらせるだけですが、カビが生えたりしにくくなります。

吊るす前の柿を熱湯消毒中の写真
吊るす前の柿を5〜10秒ほど熱湯消毒していきます

干し柿の干し方

干し柿は雨のかからない風通しの良い場所に吊るしてください。

柿同士がひっつくと、乾燥しにくくなりカビが生えてしまったりするので、引っ付かないように間を開けて互い違いになるように干してくださいね。

吊るした干し柿の写真
吊るした干し柿、干し柿がひっつくと乾燥しにくくカビなどが生えやすくなるので引っ付かないように干してください。

干して5日目の干し柿

干して5日目の干し柿です。

サイズも小さくなり、表面が乾燥してきているのがわかります。

干す前は実とヘタの間に隙間はありませんでしたが、干して縮んだために隙間ができてきています。

干して5日目の干し柿の写真
干して5日目の干し柿、サイズも小さくなり表面も乾燥しています

1週間が経ったので揉みます

干し柿の渋がしっかり抜けるように、モミの作業を行いました。

1週間が過ぎたので渋柿を揉んだところの写真
干し出して1週間が過ぎたところで、モミの作業をおこなました。

干し柿に白い粉を吹かせるために

干し柿を干して10日が過ぎました。

乾燥してかなり小さくなってきました。

干して10日が過ぎた乾燥して小さくなった渋柿の写真
干して10日が過ぎた渋柿の様子

少し早いかな?と思いつつ、干し柿に白い粉を吹かせるために乾いた藁の上で乾かします。

藁の上に寝かされた干し柿たちの写真
藁の上に寝かされた干し柿たち

干し柿作りは現在進行形で行なっています。

うまく白い粉も吹いて美味しくなってくれるでしょうか?

またアップさせていただきます。

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