先日、岡山で開拓している山に行った帰りに、なっている柿がいい頃合いになっていたので収穫して帰ることにしました。
日没が迫る薄暗い中で収穫したので、帰ってから渋柿がまじっていることに気がつきました。
それじゃあと、久しぶりにおばあちゃんの干し柿を作ることにしました。
おばあちゃん直伝の干し柿の作り方、お教えします。
注)収穫したのは家族所有の土地の柿の木からです。10本余りある柿の木から複数人で採りやすいところだけをサッと採ったために、1本だけある渋柿の木の実が混じっておりました。
干し柿ってどうやって作るの?
干し柿の作り方は、基本的には皮を剥いた柿を吊るして干すだけ。
あとは渋が抜けて美味しくなるまで、柿を時々モミモミしてやるだけと簡単です。
干し柿の作り方をご紹介
これが採ってきた渋柿です。ペちゃっとした形ではなく、砲弾のような形をしています。
今回はまじっていた柿が渋柿で、干し柿にすると言う意識がなかったため、紐を引っ掛けやすい枝がついていない状態でした。
干し柿を作っていきます。まずはヘタ周りを取るところから。
まず最初にヘタの周りの葉っぱを綺麗に落とします。
次は皮をむきます
ヘタの周りの葉っぱが取れたら、次は皮をぐるぐるっと剥いていきます。
この後柿を干した時に、カビが生えたりしないように、手や柿を入れる入れ物などをしっかり洗って置いてください。柿の汁には渋が含まれているので、手などについたまま乾いてしまうとカピカピになってしまうので気をつけてくださいね。
紐にブラ下げていきます
今回の柿は、引っ掛けるところの枝を落としてしまっているため、そのままでは吊ることが出来ません。そのため今回は、家にあったクリップに紐をくくりつけてクリップで挟んで止めることにしました。
この紐とクリップを使い、柿のヘタを挟んでいきます。
吊るす前に消毒します
ヘタをクリップで挟めたら(通常だと紐で吊るせたらですが)干す前に熱湯消毒をします。
ぐつぐつと沸いているお湯で5秒から10秒ほど。
サッと熱湯の中をくぐらせるだけですが、カビが生えたりしにくくなります。
干し柿の干し方
干し柿は雨のかからない風通しの良い場所に吊るしてください。
柿同士がひっつくと、乾燥しにくくなりカビが生えてしまったりするので、引っ付かないように間を開けて互い違いになるように干してくださいね。
干して5日目の干し柿
干して5日目の干し柿です。
サイズも小さくなり、表面が乾燥してきているのがわかります。
干す前は実とヘタの間に隙間はありませんでしたが、干して縮んだために隙間ができてきています。
1週間が経ったので揉みます
干し柿の渋がしっかり抜けるように、モミの作業を行いました。
干し柿に白い粉を吹かせるために
干し柿を干して10日が過ぎました。
乾燥してかなり小さくなってきました。
少し早いかな?と思いつつ、干し柿に白い粉を吹かせるために乾いた藁の上で乾かします。
干し柿作りは現在進行形で行なっています。
うまく白い粉も吹いて美味しくなってくれるでしょうか?
またアップさせていただきます。
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