ベビーフェンスを制作。初心者でも電動丸ノコを使って簡単にまっすぐカットする方法。子供を成長させる工作に対する考え方。

DIYイメージ写真ものづくり

既製品でなくても、手作りで簡単に作れる。

手作りだからこそ自分の家の用途、サイズにあった大きさになりベストフィット。

階段を登らないようにするための、ベビーフェンスを作る事に

我が家の奥様から、最近、下の男の子(もうすぐ1歳)が階段を登り出したのでなんとかしてほしい。との要望がありました。

それではと言うことで、階段下に設置するベビーフェンスを作る事にしました。

ベビーフェンス材料写真

カットしたものになりますが、今回の材料はこちらになります。

材料のカットについては、量もそれほど多くなく大きな部材もなかったので、電動のノコギリを使わず手鋸で全てカットしました。

これをこんな感じで固定していって

ベビーフェンスL型イメージ写真

さらに組み立てて

ベビーフェンス組み立て途中写真

最後に子供が入れない幅で板を取り付けて完成です。

ベビーフェンス完成写真

これを階段下にセットするとこのようになります。

ベビーフェンス設置済写真

今回作ったベビーフェンスの制作時間は1時間半ほどでした。

作っていて気になった、使う状況を考えての安全性について

  1. 階段などへの固定式にはしない事。
  2. 作る時にあまりがっしりと作りすぎない事(あえてネジ部分の強度を弱くしています)

この理由ですが、階段なので上で足を踏み外したりして落ちてしまう事もあると考えました。

その時に、柵を階段にしっかり固定していたり、柵の強度が高くて強いと、落ちてきた人が柵にあたってひどい怪我をするのではないかと思いました。今回作った柵はL型ですが、上から転がり落ちてきた人が押す事で倒れるように、さらに強い力がかかると壊れて少しでもショックを吸収力できるようにと考えて、必要最小限の強度で作るようにしました。

設置してみると下の子が階段を登れなくなったので大成功かと思います。

作業スピードが段違い、あると便利な電動工具など

電動ドライバー

我が家では工作をしたりと使う事も多いので、職人さんが現場で使うものと同じレベルのインパクトドライバーを使っていますが、使用頻度と金額を考え、時々使う程度だとホームセンターやネットなどで安く売っている工具でも良いと思います。

現在私が使用している物はバッテリー式ですが、以前はコンセント式のものを使っていました。その時は今ほど使用頻度が高くなかったので、使う前に充電をしてというのが面倒くさく、使いたい時にコンセントに挿したらすぐに使えるので便利でした。

バッテリー式がいいのか、コンセント式がいいのかは使用頻度によって選ばれると良いかと思いますが、一台あるとネジ締めと下穴あけなどにも使えますし、作業効率、しんどさが全然違います。

電動サンダー

我が家ではオービタルサンダーと呼ばれるタイプの、電動のヤスリを使用しています。

ホームセンターなどで売っている紙ヤスリを、挟んで固定して使用することができるので経済的ですし、集塵機能がついているので、飛び散るゴミの量を減らしてれます。とは言え、室内で使うと家中が凄いことになるので、屋外で使ってくださいね。

私はネットで3000円ほどのものを購入して使っていますが、こちらもあるのとないのでは作業スピードが変わってきます。今回の材料の各部材の全面と角の面取りなどをするのに、30分ほどで終わらせることができました。

今回のベビーフェンス作りには使用しませんでしたが、自分でカットして物を作る時に、電動丸のこを使って曲がらず、まっすぐ綺麗なカットが出来る方法をご紹介します。

初心者でも 電動丸ノコ を使って簡単にまっすぐカットする方法。

電動丸ノコなど使って長い木材をカットする時はどうやってカットしていますか?

T型スライド定規写真

一般的にはこのようなTスライド定規と呼ばれるガイドを使ってカットされるとは思うのですが、私はTスライド定規を使ってうまく出来なかったので、こんなやり方でカットしています。

用意していただきたい道具

● ガイド板(どんな板かは下のクランプで固定している写真をご覧ください)

5センチ幅、薄さ5ミリほどの薄い板で、この板に沿ってカットするので、必ずまっすぐなものを選んでください。

● クランプ 2つ

ガイド板をカットする木材に動かないように固定するために使います。

クランプ写真

この2種類のアイテムを使ってカットします。

カットの方法

やり方ですが、まずカットしたい木材のカット線に合わせて、ガイド棒をセットして動かないようにクランプで固定します。

下の写真のクランプで挟んでいる薄い板が、私が使っているガイド板です。

クランプでの固定写真

固定が出来たら、あとは写真のようにガイド板に沿わせてカットするだけ。

ガイドに合わせてカット写真

この時カットされるラインは、丸のこの端から歯までの距離分ずれる事になるので、ガイド板をセットする際に、その分をずらしてラインを取ってくださいね。

ガイドのずれ幅1

部材の幅などの問題で反対向きにカットする時ですが、ガイド板が分厚いと、丸のこのモーター部分に当たってしまう事があるので、あまり厚くないガイド板にする方が良いです。

先ほどとカットする時に必要な調整の幅も変わってくるので、注意してください。

ガイドのずれ幅2

この方法だと、固定をする手間はありますがガイド板を固定するラインさえ間違わなければ、ガイド板に沿ったまっすぐのラインでカットできます。

ガイドを固定できたら、カットをする前にクランプなどが丸のこや、コード式の場合電源コードと干渉しないか、丸のこの歯が通過するところの、部材を載せている台などを切ってしまわないかなど確認をしてからカットしてくださいね。

慣れると、ここにクランプがあるとカットの邪魔になるとか、ぱっと見でわかるようになります。

便利な方法ですので、ぜひやってみてください。

子供を成長させる、ものづくり 工作に対する考え

私が子供の頃、1番最初にノコギリなどを使って工作をしたのは幼稚園の年中さんぐらいの頃だったと思います。私の親は子供が刃物を使う事にも寛容だったために、見守られながらも自由にさせてもらいました。

一番最初に作ったのはテーブルです。
ベランダに置いてあった、畳1枚サイズの薄いベニア板に長さ25センチくらいの長さにカットした角材を机の足に上から長い釘を打ち込んだだけのテーブルでした。

テーブルイラスト

ノコギリを使って自分でカットした足も長さが不揃いで、固定するのも釘1本で上から止めただけなので、触るとグラグラ揺れてしまう大人から見ると使えないようなテーブルだったと思いますが、私の親は見守るだけで何も口は出さず、切る時に押さえるのを手伝ってくれたりだけしていましたが、好きなようにやらせてもらえた喜びと、出来上がった達成感は今でも覚えています。

しっかりとした、いい物を作る事も大切だと思いますが、子供が自分で考えて工夫し、その結果どうだったか。それを感じれる時間を作ってくれていたのではないかと思います。また指先も使う事によって鍛えられる事にもなり、立体的に考えて作る事も子供にとっては良いことではないでしょうか。

和歌山の清流、古座川を6歳の子と一緒にレンタルカヌーで川下りをしてきました。

その様子はこちらでご紹介。

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