幼稚園の運動会が行われた10月の土曜日、コロナウイルスの影響で運動会の時間が短くなり、お昼前には家に帰れる事になりました。
月曜日の運動会の代休を含めて2泊3日、4歳の子供と2人で旅行をする計画を立てました。
4歳の子供と初めての2人での旅行
今回の旅の目的は?
奥様に生後半年の下の子をお願いして、4歳の子供と初めて2人で旅行に行くことにしました。
今回の旅行の目的は、お兄ちゃんの要望を出来るだけかなえてあげること。
①飛行機に乗りたい
小さい時に何度か乗っているのですが、本人はほとんど覚えていないようです。
②恐竜に会いたい
とても恐竜好きなお兄ちゃんです。
③ヘリコプターに乗りたい
前から言っていたのですが、乗れる場所も少なく機会もありませんでした。
こんなことをしてみたい!と前から聞いていたので、それをかなえれる旅行を考えてみました。
①飛行機に乗りたいをかなえるため、行き先は九州へ 旅行1日目
子供の希望をかなえれるプランを考え、今回は九州旅行を選びました。
何をするかの内容は、奥様にもヒミツ。
帰ってから、子供に自分の口でどんな旅行だったかを話す時に新鮮に驚いてもらいたいと思い秘密にしました。
もちろん、往復の飛行機や宿泊する宿の情報などだけは伝えてあります。
プランは決まりましたが、子供には前日まで旅行に行く事は内緒にしていました。
前日の夜に、明日は運動会だけど終わってから2人で旅行に行くからね。と伝えると、飛び上がって喜んでいました。
運動会が終わって、急いで伊丹空港へ
運動会が終わった後、急いでバスに乗り伊丹空港へ向かいました。
子供は(記憶の上で)初めて飛行機に乗れるのでウキウキです。
今回は行き道と帰り道の2回飛行機に乗ったのですが、行きと帰り違う方が楽しいだろうと思い、行き道はプロペラ機、帰りはジェット機を選択しました。
伊丹空港からの出発でしたが、プロペラ機まで滑走路を歩いて向かいます。プロペラ機の小さな機体に乗り込むと、何があるのかと興味深々。ジュースもいただいてご満悦な様子でした。福岡に到着すると、レンタカーに乗り込み博多の街中へ。この日は到着も夕方だったので、屋台で夕食を済ませてホテルに戻り、早い時間に就寝しました。
九州旅行2日目、恐竜博物館とヘリコプター
②恐竜に会いたいをかなえるために、御船町恐竜博物館へ
2日目は7時30分ごろにはホテルを出て高速を走り、熊本県上益郡御船町にある御船町恐竜博物館に向かいました。片道1時間半の移動です。
御船町恐竜博物館 熊本県上益城郡御船町大字御船995-6
観覧料 大人500円 高校・大学生300円 小学・中学生200円 小学生以下無料
開館時間の9時に無事到着すると、大きなティラノサウルスが出迎えてくれました。
それほど広い館内ではありませんでしたが、恐竜の説明(私が読んで、理解できる言葉で伝えるので大変です)をしっかり聞きながら見てまわり、隕石による恐竜絶滅の動画は、前に正座して30分ほど繰り返し繰り返し見ていました。開館と同時に入ったため、他に見学する人もおらずゆっくり見ることができました。
お昼ご飯は阿蘇山近くのそば処 ほおずき さんへ
うちの子は蕎麦が好きなので、阿蘇山近くにたくさんあるお蕎麦屋さんの中から ほおずき さんに行かせていただきました。
子供は天ざる蕎麦を食べたのですが、さすがに天ぷらは残してしまいましたが、美味しかったようでお蕎麦は完食していました。
そば処 ほおずき
熊本県阿蘇郡南阿蘇村3890−3
0967-62-8140
③ヘリコプターに乗りたいをかなえるために、阿蘇山へ
お昼ご飯をいただいた後阿蘇山に向かいましたが、この段階でまだ子供にはヘリコプターに乗ることは伝えていなかったので、阿蘇山の火口に向かいつつヘリコプターに乗ることを話すと、大きな声を出して喜んでいました。
うちの子は火山をまだ見たことがないので、ヘリコプターに乗る前に阿蘇山の火口に向かいました。
あいにくこの日は風向きの関係で火口付近は立入禁止になっていました。火口には行けなかったため、中岳火口から草千里ヶ浜へ向かう途中、右手側にある駐車場へ。
実はここからヘリに乗れるんです。
コースにもよりますが、駐車場から中岳火口を遊覧して帰ってくるコース、飛行時間は5分ほどですが1人5000円で乗れるとの情報を調べていたので、向かってみると…あれ?ヘリコプターがいない。
広いだけの駐車場で、案内のようなものもありません。
運営会社に電話をしてみると
『急遽機体整備が必要になったため今日はお休みしてます。』との事。
ですが話してみると、ヘリを運行している 阿蘇カドリー・ドミニオン からはヘリコプターでの遊覧飛行を今日もやってるそうなので、急遽そちらに行かせて頂く事にしました。
阿蘇カドリー・ドミニオン
熊本県阿蘇市黒川2163
阿蘇カドリー・ドミニオンでヘリに乗れました
ヘリコプターに乗るために阿蘇カドリー・ドミニオンの施設に入場する事になったため、予定外の入場料などの費用がかかってしまいました。
入園料は大人2400円、3歳以上の幼児700円。
必要な費用だと割り切りましたが、思った以上に園内の施設を楽しむことができました。
園内にはたくさんの動物がいるのですが、その中でも熊がたくさんいます。
園内でビニル袋いっぱい入ったパンの耳が売られているので、上から投げると上手にキャッチしてくれます。
袋にいっぱい杯入っているので、あげてもあげても、なかなかなくなりませんでした。
そして、いよいよヘリに乗る時が来ました。
阿蘇カドリー・ドミニオンでもいくつかの遊覧ヘリコースがあるのですが、Cコース 噴火口ど迫力見学コース(約7分)を選びました。
予定していた、中岳火口近くの駐車場からの遊覧ヘリコースに比べると、フライト時間も長くなりますがその分金額も少し上がり、大人7,500円、子供7,000円でした。
搭乗したのは乗客3人が乗れるヘリコプターだったのですが、景色がよく見えるパイロットの横の席に子供を座らせて私は子供の後ろに座ります。ベルトを締めて準備ができると遊覧飛行のスタートです。
すーっと上がっていく普段感じない感覚の中、ヘリコプターは上昇していきあっという間に周りのものが小さくなっていきました。
パイロットがヘリコプターを操縦するのを横で見ながら、車で走って来た距離を阿蘇山中岳の火口まであっという間に進んでいきます。
中岳火口が近ずくと、火口の中が見やすいようにヘリコプターの機体を左に少し傾けてくれました。機体は透明なガラスの部分が多いため、子供は少し怖かったようで右手で椅子をぎゅっと掴んでいます。
普段乗ることのないヘリコプターに乗るという体験と、中岳火口の火山を高い位置から火口の中までじっくりと見ることが出来るという、他では味わえない体験をすることが出来ました。
帰ってからも子供は『あそさん、あそさん、あっそーさーん♪』と歌っていて、いい思い出になったようです。
●中岳近くの駐車場からのヘリコプター遊覧飛行は、現在はホームページが見当たらないため実施されていないかもしれません。
私たちが搭乗した、阿蘇カドリー・ドミニオンさんでは現在も遊覧飛行が実施されていますので、ホームページで確認してみてください。
旅行3日目、目の前30センチの距離のライオンにお肉をあげます。
ライオンに会いに行く前に、高さ173メートルの九重夢大吊橋へ
旅行3日目、宿泊していた阿蘇市を朝早くに出発し、大分県の九重夢大吊橋を目指します。
九重夢大吊橋は、高さ173メートル、長さ390メートルの歩行者用としては日本一の吊り橋です。
九重夢大吊橋
大分県玖珠郡九重町田野1208
入場料大人500円、小学生200円、小学生未満は無料です。
下まで173メートルもあるので怖がるかな?と思ったのですが、うちの子は全く平気でした。覗き込んでも真ん中でジャンプしても怖くなかったようです。残念。
ライオンに会いにアフリカンサファリへ
九重夢大吊橋に行った後、大分県にある九州自然動物公園 アフリカンサファリに向かいました。
九州自然動物公園 アフリカンサファリ
大分県宇佐市安心院町南畑2-1755-1
入園料 高校生以上の大人2,600円、4歳以上の子供1,500円
ジャングルバス料金 高校生以上の大人1,100円、4歳以上の子供900円
アフリカンサファリは、自分の車で動物の所に入って見ることが出来るのですが、今回の目的はジャングルバスに乗ることです。
ジャングルバスに乗ると途中で動物にあげることのできるご飯がついてきます。
動物ごとに違うご飯が入っているので、それを大きなハサミでつかんであげる事ができます。
今回の目的は、左上の鶏肉を食べるライオンに直接ご飯をあげること。
途中で熊や鹿などにご飯をあげながらジャングルバスは進んでいきますが、ここのライオンにご飯をあげる所がすごいんです。と言うのが、こういうバスって乗る椅子の高さが地面より高くなっているので、足元に来てくれた動物でも、どうしても見下ろす感じになってしまいますが、ここのライオンスポットはバスが停まるところの横が土が盛られて高くなっています。イメージとして、バスとほぼ同じ幅の溝に入っていく感じで、バスが停まると同じ目線の高さに、ジャングルバスのフェンス1枚越しにライオンがいるんです。
フェンスから指を出すと、普通に事故がおきる距離です。しかも、座っている椅子からフェンスまでも手が届く距離。
お子さんは注意してあげてください。
こんなに近い距離でライオンを見ることが出来て、ご飯もあげることが出来ます。
ここまで近くに行けることはあまりないので、とってもおススメです。
ぎゅっと詰まった九州旅行、いよいよ大阪へ帰ります
15時頃まで、他の動物を見たりサファリを楽しんだ後は、大阪に戻るために福岡空港へ向かいました。
行きと違って帰りはジェット機の大きな機体です。
帰りの機内もジュースをもらって満足そうにしていました。
家に帰ると
家に帰ると、今回の旅行で何をしたのか、妻に楽しそうにずっと話しをしていました。
ヘリコプターに乗った後の『あそさん、あそさん、あっそーさーん♪』という歌も、時々思い出したように歌っていて、今でも旅行の事もしっかりと覚えていてくれているようです。
2泊3日でぎゅっと詰め込んだ旅行でしたが、そこでしか見れないもの、そこでしか体験出来ない事を、めいいっぱい楽しんでこれた旅行になりました。
奥様と2人で行く旅行もいいですが、子供と2人や男だけで行くような旅行も楽しいですね。
●こちらは2020年10月の記事になります。
ヘリの運行等が実施されているかは、各所のホームページやお電話にてご確認ください。
和歌山の清流 古座川で6歳の子供と一緒にレンタルカヌーで川下りをしてきました。
その時の様子はこちらから。
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